サマワで自衛隊襲撃

 定期大会の議案書書きに追われていたら、ドキッとするニュースが飛び込んできた。23日に発生したサマワの陸自車列に対する爆弾攻撃。フロントガラスにひびが入った程度だから、爆弾の威力はさほどではなかったかもしれない。しかし、これまでの宿営地に対するロケット弾攻撃などに比べると、宿営地外で移動中に直接、攻撃を受けたことは、加害の意思がより明確だといえる。
 新聞各紙の24日付朝刊の紙面では、自社の記者が現場を直接、取材できないことのもどかしさが伝わってくる。戦場取材は常に「安全」と「取材対象への肉迫」がせめぎ合う。
 しかし、24日の夕刊はもう少しひねった紙面展開ができないものか。関連記事の薄さが目立つ。社会部や政治部が「非戦闘地域」論議をもう一度おさらいしてもいい。政府解釈では単に銃撃戦があっても、それは「戦闘」ではない。相手が「国家」ないしはそれに準じる集団でなければ、「戦闘」とは認めないことになっている。こんなおかしな理屈は、繰り返し検証の対象にしてもいい。おかしな理屈、おかしな見解の積み重ねで、自衛隊は「軍隊」ではないし、憲法違反でもない、という解釈改憲がここまできてしまっている。
 米軍は航空管制の世界では、空自機を「ジャパニーズ・エア・フォース」、海自機は「ジャパニーズ・ネイビー」と呼んでいると聞いたことがある。よほど分かりやすいではないか。
 ちなみに空自は正確に言うと「ジャパン・エア・セルフ・ディフェンス・フォース」、海自は「ジャパン・マリタイム・セルフ・ディフェンス・フォース」。まどろっこしいのも確かだが。
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by news-worker | 2005-06-24 19:26 | メディア  

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