あと1年

 26、27の両日開かれた新聞労連の第106回定期大会で委員長に再任された。早いもので任期も折り返し点。これからの1年は、時間の流れをさらに早く感じるだろう。「少年老い易く学成りがたし」。そんな言葉が頭に浮かんだりする。
 これから1年の運動方針のメインスローガンは「新聞を守り平和と民主主義を守ろう」とした。労働組合は何のためにあるのか、とりわけ新聞産業の労組は。そのことを考え続けてきたわたしなりのキーワードが「新聞の強さ」「強い新聞」だ。どんな圧力、弾圧にも屈せず書くべきことを書き、伝えるべきことを伝える、そしてそのジャーナリズムが社会に確実に届くこと。それが新聞に求められる「強さ」だろう。
 その「強さ」を守るためにこそ、わたしたちは自らの生活を守り、いのちと健康を守らなければならない。なぜなら、新聞を発行しているのは「新聞社」という企業かもしれないが、日々、新聞をつくり、社会に届けているのはわたしたち一人ひとりだからだ。
 産業としての新聞の未来は厳しい。部数は増えず、広告も将来展望が持てない。その中で合理化、人減らしだけが進み、職場は疲弊している。経営者たちが守ろうとしているのは「新聞」ではなく「会社」ではないのか。そうした経営者たちへの対抗軸を打ち出さなければならない。そのキーワードが「強い新聞」「新聞の強さ」ではないかと考えている。
 あと1年。一歩でも二歩でも、前へ。
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by news-worker | 2005-07-27 19:44 | 労働組合  

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