ソウルの8月15日

 きょう8月15日をソウルで過ごした。日本マスコミ文化情報労組会議(MIC)が韓国の全国言論労組(NUM)と共催するシンポジウムを明日に控え、昨日、MIC側の参加者40人余でソウル入りした。
 日本では8月15日は終戦の日。戦没者の追悼行事がメインになるが、韓国では植民地支配から解放され、「光を回復した(取り戻した)日」として「光復節」と呼ばれる。まさに特別な1日。ソウル市内では政府やソウル市主催の記念式典のほか、様々な団体が記念集会や行事を行い、街中がにぎやかだ。
 NUMの方々の案内で、日本で言えば連合や全労連に当たる労働団体「民主労総」主催の記念式典(写真)を見学した。旧ソウル大学近くの「大学路」の路上で開催。スローガンには「南北統一」が前面に打ち出され、朝鮮半島をかたどった「統一旗」もあちこちに掲げられる。太鼓と鐘の民族音楽のアトラクション、スピーチもシュプレヒコールも何かも力強く、活気にあふれている。
 折りしも、北朝鮮の公式代表団もわたしたちと同じ日程でソウルを訪問。北朝鮮に対する宥和政策に反対を叫ぶ右派勢力もあるが、ソウル市民はおおむね、北朝鮮代表団を歓迎しているように感じられる。民族統一が韓国の人々にとって、まさに悲願であることを実感できた一日だった。
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by news-worker | 2005-08-16 00:40 | 平和・憲法  

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