UNI世界大会 その1

 シカゴにいる。東京と時差14時間。こちらは朝の8時だが、東京では午後10時。時差ぼけで眠い。
 出張の目的であるUNI(Union Network International)の第2回世界大会は昨日(22日)夜、シェラトンホテルのボールルームで開会式があった。代議員、オブザーバー、ゲストを含め参加者は1500人くらいか。UNI幹部や来賓のスピーチの合間に、大道芸のパフォーマンス、シカゴの黒人の子どもたちのゴスペル合唱などが入り、にぎやか。
 UNIとは、いくつかの国際的な産業別労働組合組織を統合した国際労働団体。発足は2000年と新しく、今回は01年に続く2回目の世界大会となる。業種別にカバーしているのは印刷、放送・出版・文化、テレコム(通信・郵便)、商業・金融などで、新聞労連は印刷部会へ加盟している。ちなみに第3回世界大会は2010年に日本で開催することが内定している。
 今日から3日間にわたって行われる大会討論のテーマは大きく3つ設定されている。「グローバルユニオンを目指す」「組合組織を強化する」「企業の強欲を許さない」だ。開幕式のスピーチでは「労働組合は組合員の給料を引き上げてきた。成功だった。しかし、一日を2ドル以下で暮らさなければならない労働者がまだ大勢いる」という指摘もあった。
 従来の慣行に縛られ、なかなか既存組織の外に視野が広がらない日本の労働組合には耳が痛い。あるいはそもそも、指摘されていることの意味が理解できないかもしれない。労働組合という権利を手にしているものが、その権利を手にできていない人たちに連帯を呼びかけよう、手を差し延べよう、ということだ。ちなみに今回の大会のテーマは「imagine」。ジョン・レノンのあの詩の通りだ。労働運動のスタイルという点でも、今回は学ぶことが多い。

ホテルの窓からの夜景。シカゴの街は、古い建物と新しいビルの調和が取れていて、落ち着いた雰囲気だ。
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by news-worker | 2005-08-23 21:57 | 労働組合  

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