靖国参拝訴訟

 遅まきながら、小泉首相の靖国神社参拝を違憲とした大阪高裁判決にひと言。小泉首相は4年前の自民党総裁選のさなか、突然、日本遺族会に対し靖国参拝を公約とすることを表明し、総裁選での支持を訴えた。この一事をもってして、小泉首相の参拝は首相としての公式参拝であることは明らかだ。「首相」として参拝しなければ、意味はない。私的参拝と言うなら、自民党総裁としての公約違反だ。大阪高裁判決はこうした経緯をきっちり認定している。
 請求棄却なのだから違憲判断は必要ない、という自民党内などからの批判があるが、それは裁判官の自由裁量であって、政治による司法への介入につながりかねない。裁判所は憲法の番人である。
[PR]

by news-worker | 2005-10-02 10:27 | 平和・憲法  

<< あれもこれも 朝日「NHK報道」委員会の結論 >>