全下野新聞労組が闘争ブログを開設

 栃木県の地方紙、下野新聞の労組「全下野新聞労働組合」が、印刷部門の別会社化・転籍計画に反対する闘争・争議のブログ「闘争日記!」を立ち上げた。日々の闘争の取り組みを紹介し、広く県民や読者にも理解と支持を訴えていくためだ。きょう16日は、宇都宮地裁で開かれた仮処分申請の第1回審尋のもようを紹介するエントリーを立てている。

 全下野労組の闘争は既得権益を守るのが目的ではない。わたしは、働く者の権利を守るたたかいだと位置付けている。「権益」ではなく「権利」。労働組合とは、それ自体が「弱者の権利」だ。労働組合の本来のあり方を取り戻すために、全下野労組のたたかいは新聞労働者にとって負けるわけにいかない決戦場だ。
 今月28日には、地元の他労組の参加も得て宇都宮市で市民集会を開く準備を進めている。「勝ち組、負け組」「格差社会」「下流階級」といった言葉が流行語になるほどに、新自由主義が社会を席巻している。その中で進むリストラ、合理化が「働く」ことの意味を変えてしまおうとしている。新聞産業でもそうしたリストラ、合理化が際限なく広がり始めている。そのことと、メディアとしての新聞のあり方とは無関係ではない。市民集会では県民、読者も交え、そういった視点で議論を深めたい。
 講師には「労働」をテーマに長年、取材を続けてこられたルポライターの鎌田慧さんを予定している。集会を成功させ、闘争に弾みをつけたい。

追記(11月18日)

 全下野新聞労組は、従来は組合員向けだったホームページも更新した。これまでの闘争経過などはこちらに掲載されている。

追記(11月23日)

 28日(月)の市民集会の開催要項がまとまった。一般の方も無料で参加できる。お近くの方は、仕事帰りにでもぜひおいでください。詳しくはこちら
[PR]

by news-worker | 2005-11-16 18:35 | 全下野新聞労組の闘争  

<< 続 被害者の実名、匿名 伊藤真さんの憲法のはなし >>