マクドナルドで労組結成

 ハンバーガーの「マクドナルド」に5月29日、労働組合「日本マクドナルドユニオン」が結成された。ホームページも開設しており、ネットから加入申し込みもできる。ナショナルセンターの連合が直接、バックについているだけのことはある。
 マクドナルドは世界中どこでも、若い労働力を低賃金の非正規雇用で大量に働かせる点が共通している。低価格と利便性を支えているのは、そうした労働者たちだ。それもまた〝企業の経営努力〟かもしれないが、企業としての成功物語が喧伝される影で、働く者の権利の侵害が日常化していたのではないか。それが労組結成につながったのだと思う。同じ労働運動に身を置くものの一人として、応援したい。

 マクドナルド労組のホームページをのぞいてみると、結成通告と同時に会社に提出した要求書もアップされている。その中には、労働組合の権利に関する項目もある。引用する。
(1) 組合の結成により、以下の各号について労働協約として確認することを要求します。
1 会社は、日本国憲法・労働組合法・労働基準法にさだめたれた労働者と労働組合の諸権利を認め、一切の不当労働行為を行わないこと。
2 会社は、組合役員の就業時間中の組合活動を認め、賃金カットを行わないこと。
3 会社は、組合活動のための複写機などの事務機器の使用を認めること。また、職場内での組合員の話し合いなどのために会社施設の利用を認めること。
4 会社は、組合費の給与天引き(チェックオフ)を認めること。
5 会社は、組合役員の人事異動および配置転換を組合の同意を得た後に行うこと。
6 会社は、組合役員の組合専従休職を認めること。
(2) 暫定労働協約に関する要求
前号(1)における内容の確認後、会社・組合間でその他の労使確認を含めて、「暫定労働協約」を早期に締結すること。

 回答は6月6日とのこと。宮古毎日新聞の経営者はぜひ、注目して欲しい。 
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by news-worker | 2006-06-01 12:49 | 労働組合  

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