佐賀市で市民対話集会

 10日は、新聞労連九州地連と民放労連九州地連が中心になって佐賀市で開催した「6・3市民対話集会」に参加した。
 1991年の6月3日、長崎県・雲仙普賢岳で大火砕流が発生し、マスコミ関係者や警察官、消防団員、マスコミ各社がチャーターしていたタクシーの運転手ら43人が犠牲になった。これを機に、過熱取材や地元の復興なども含めた災害報道のあり方を問い直そうと、新聞労連、民放労連の両九州地連が中心になって、以後毎年、雲仙で市民参加の集会を開いてきた。
 大火砕流から10年の2001年に発展的に解消。以後は、九州各地の新聞社労組の持ち回り開催となり、広くメディアを取り巻く課題全般をテーマとして、今日に引き継がれている。
 さて、ことしのテーマは第一部が九州新幹線、第二部がネットとメディア。わたしは第二部のパネルディスカッションにパネラー兼進行役として参加した。
 まず時事通信編集委員の湯川鶴章さんが「今さら『ネットは新聞を殺すのか』でもないだろう」と題して基調講演を行い、それを受ける形でわたし、湯川さん、地元代表で佐賀新聞社社員の猫手企画さん、民放労連から1人の4人でパネルディスカッションを行った。内容自体は特に目新しいものはないが、前日に佐賀新聞が告知記事を掲載してくれていたこともあって、労組関係者のほかに一般からの参加もけっこうあり、質疑も活発だった。
 わたし自身は、湯川さんの講演のうち「既存メディアはネットに駆逐されることはないだろうが、収益減をネット事業で完全にはカバーできない。リストラ、縮小に向かうしかない」との指摘が印象に残っている。皆さん、お疲れさまでした。
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by news-worker | 2006-06-11 04:31 | メディア  

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