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辺野古で平良夏芽さんが逮捕された

 在日米軍再編の焦点となっている沖縄の米海兵隊・普天間飛行場(宜野湾市)の移転問題。代替基地の建設地として日米両政府が合意している名護市辺野古地区の米海兵隊キャンプ・シュワブ前で25日、反対運動の市民運動グループと警備の警官隊が衝突し、「平和市民連絡会」の共同代表で牧師の平良夏芽さんが、公務執行妨害の現行犯で逮捕された。
 平良さんは、新聞労連の活動で辺野古を訪れた際にお話をうかがったことがある。イラク戦争に反対し、子どもたちの援助のために戦火が止まないイラクを訪問したこともある。そのイラクに沖縄から海兵隊が派遣されて以後は、沖縄から人殺しの部隊を出させてはいけないと、辺野古の地で普天間基地移設に反対する活動を続けている方だ。その活動も絶対に暴力的な手法は用いなかった。
 報道によれば、名護市教育委員会が二十五日午前、移転候補地の埋蔵文化財の分布状況などを確認する現地踏査に着手。これを沖縄県警機動隊が警備していた。平良さんは体を張って市教委調査団の車を止めようとしたと伝えられるが、果たして逮捕が必要な事案なのかどうか。警察官を含めて目撃者は大勢いるし、平良さんに逃亡の恐れがあるとも思えない。この先、送検されるのか、起訴を含めて刑事処分が下されるのか。
 サイトで見る限り、地元紙は大きく報道している(沖縄タイムス琉球新報)。共同通信も記事を配信しているが、沖縄の基地の現場で何が起きているのか、県外にも広く知られるべきだと思う。
 沖縄タイムスの記事の一部を引用する。
流血に悲鳴と怒声/なすすべない反対派
調査団員表情かたく
 【名護】「頼む。この現状をみんなに知らせて!」。米軍普天間飛行場移設問題で初の逮捕者が出た。二十五日午前、警察車両で連行される平和市民連絡会の平良夏芽牧師(44)は、顔や手から血を流しながら叫んだ。名護市キャンプ・シュワブ内の文化財調査で、同市教育委員会調査団の車両を止めようとした牧師は公務執行妨害で逮捕された。この日集まった反対派メンバー約二十人のうち数人が調査団の車の前に身を投げ出すなど必死に止めようとしたが、倍近い人数がいる警察に次々と排除された。現場は怒号と悲鳴が入り交じり、騒然となった。
 午前十時、名護市教育委員会文化課のワゴン車がキャンプ・シュワブ第一ゲートに到着すると、反対派市民らが話し合いを持つため、車を止めようとした。だが、これまでとは違い、職員が乗った車の窓は閉じられたまま。警察が反対派を制する中、職員らは緊張した面持ちで基地内に入ろうとした。
 反対派住民らは車の前に身を投げ出したり、ゲート入り口の路上に座り込んだりして抵抗。警察官らが住民らの手足を抱え、力ずくで排除すると、「痛い」「止めて」などの怒声や悲鳴が響いた。
 車の下にもぐりこんだ平良牧師は顔などを負傷。公務執行妨害の現行犯で警察に連行された。

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by news-worker | 2006-09-26 01:31 | 平和・憲法~沖縄  

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