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「免職は死刑に等しい」「直ちに免職は行き過ぎ」~2人の知事の発言

 連日、飲酒運転の摘発の報道が続き、飲酒運転への厳罰化を打ち出す自治体の例も報道されている中で、静岡、兵庫両県の知事が、こんな発言をしている(共同通信毎日新聞)。
「免職は死刑に等しい」 飲酒運転で静岡県知事 [ 09月25日 22時28分 ] 共同通信
 静岡県の石川嘉延知事は25日の定例会見で、飲酒運転の公務員の免職処分について「日本の雇用慣行からすると、免職はその人の職業生活上、死刑判決に等しい」と述べ、画一的な厳罰化の動きに疑問を示した。
 石川知事は「刑法の場合でも、犯した罪の状態と結果に相応の罰則をするのが鉄則。例えば酒気帯びで検問に引っ掛かった場合にオートマチックに適用するのはいかがなものか」と話した。

<飲酒運転>「直ちに免職は行き過ぎ」 兵庫県知事 [ 09月26日 22時31分 ]
 兵庫県の井戸敏三知事は26日の定例記者会見で、職員の飲酒運転を厳罰化する自治体が相次いでいることについて「飲酒運転をしたから直ちに免職というのは、行き過ぎているのではないか」と述べ、疑問を示した。飲酒運転以外の処分案件と比較した場合に「懲戒処分としてのバランスをあまりにも欠き過ぎている」と説明した。

 以前のエントリーにも書いたことの繰り返しになるが、朝日新聞記者の酒気帯び運転→懲戒解雇のケースは過酷に過ぎると思うけれども、新聞記者である、しかも警察担当記者として飲酒運転絡みの記事も書いている記者であるという一点で、わたしは懲戒解雇もやむをえないと思っている。
 ただ、公務員であれば(新聞記者は公務員ではないが)同様に厳罰を下していいのかと言えば、一律にそうだとは言えない。その意味では、2人の知事の発言もまた極めて当たり前のことだと思う。これらの発言が社会に共感を持って受け入れられるなら、その世論がマスコミ報道を少しずつでも変えていく、マスコミも報道のトーンを変えざるを得ない、ということも期待できるような気がしている。
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by news-worker | 2006-09-27 01:17 | メディア  

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