2006年 01月 09日 ( 2 )

 

ネット時代の誘拐報道協定

 仙台市の乳児連れ去り事件は、乳児が8日に無事保護されて解決した。当初は公開捜査だったが、身代金要求を受けて宮城県警が報道各社に協定締結を申し入れる異例の展開だった。8日の朝刊各紙もこの経緯に触れ、報道を自粛していたとの社告も掲載している。
 中でも朝日新聞は総合面の「時時刻刻」で「報道自粛 ネット注目」との主見出しで特集記事を掲載(東京本社発行最終版)。朝日のサイトに記事本文はアップされていないので、あらましを紹介すると「第一報後異例の協定」「沈黙は不自然?各社悩む」「『身代金か』書き込み続々」として、①事件発生を伝える第一報の報道後に報道自粛協定が結ばれたのは過去にグリコ森永事件があるぐらいで極めて異例②続報が一切なくなるのはかえって不自然であるとして、民放各社のニュース番組と地元紙は第一報の範囲内で続報を報道したが、NHKと全国紙は乳児保護まで一切の報道を控えた③新聞社サイトに続報が掲載されなくなったことから、ネット上の掲示板には「報道協定中だろう」などの書き込みが相次いだ-と紹介している。
 

続きを読む
[PR]

by news-worker | 2006-01-09 14:38 | メディア  

航空労組連絡会の皆さんに教わること

 8日は航空関係労組の懇談会、言ってみれば労働組合同士の新年会に出席した。航空産業では、最大手の日本航空の分裂労務政策が山崎豊子さんの小説「沈まぬ太陽」などで知られているが、労働組合運動は2つの潮流に分かれている。会社の経営方針に同調する組合と、そうではない組合だ。後者は「航空労組連絡会(航空連)」(HP)をつくっている。懇談会は、その航空連関係の集まりだった。新聞労連は航空連とここ数年来、憲法改悪反対や有事法制反対の運動で共闘している。
 ちなみに、「会社の経営方針に同調する組合」は「航空連合」(HP)をつくっているのだが、そう決め付け風に言うと、航空連合からは怒られるかもしれない。航空連合に参加している労働組合の方とは面識がないので、正直、「会社の経営方針に同調」と言ってしまっていいのかどうか分からないところもあるが、航空連合と航空連のそれぞれのホームページをご覧いただくと、労働組合あるいは労働運動に対する両者のスタンスの違いがよく分かると思う。

続きを読む
[PR]

by news-worker | 2006-01-09 01:14 | 労働組合