2006年 01月 24日 ( 1 )

 

新聞労連ジャーナリスト大賞が決定

 新聞労連は毎年、平和と民主主義に貢献した優れた新聞記事を対象に「ジャーナリスト大賞」を贈っている。10回目となることしの選考会が23日にあり、わたしも立ち会った。ジャーナリスト鎌田慧さんら4人(うち1人は朝日新聞OBの柴田鉄治さんで、南極に取材出張中のため書面で選考意見を提出)の外部選考委員による約2時間の議論の結果、大賞、優秀賞、特別賞の計7点が決まった。

(以下、共同通信の記事を引用)
沖縄タイムスが受賞 ジャーナリスト大賞 [ 01月23日 21時09分 ]
共同通信
 新聞労連は23日、第10回ジャーナリスト大賞の受賞作品を発表した。大賞には沖縄タイムス(那覇市)の戦後60年キャンペーン報道「新たな視点、証言で探る沖縄戦」が選ばれた。
 優秀賞は、監視社会に警鐘を鳴らした北海道新聞(札幌市)の連載企画「あなた見られてます 監視と安全のはざまで」、下野新聞(宇都宮市)の連載企画「無実 宇都宮誤認逮捕・起訴」、毎日新聞大阪本社による一連のアスベスト(石綿)問題のスクープ記事。
 特別賞は、信濃毎日新聞(長野市)の畑谷史代記者の「柊の垣根」、琉球新報(那覇市)の「沖縄戦新聞」、神奈川新聞(横浜市)と沖縄タイムスの共同企画「安保の現場から 米軍再編を追う」の3件だった。


 大賞は沖縄タイムス社会部の戦後60年キャンペーン報道「新たな視点、証言で探る沖縄戦」。昨年は戦後60年で、全国の新聞社が様々な切り口で精力的な取材を行い、力作を送り出した。ジャーナリスト大賞でも応募作のうち戦後60年ものが半分近くを占めたが、その中で沖縄タイムスのこの企画記事は、今までにない新しい視点が高く評価され、4人の選考委員の評価が一致。文句なしの大賞となった。
 少しだけ、選考会の舞台裏を紹介すると、優秀賞に選ばれた下野新聞(宇都宮市)の連載企画「無実 宇都宮誤認逮捕・起訴」は、最後まで愛媛新聞の県警裏金報道と入賞を争った。両者に授賞を、という意見も出たほど。昨年は北海道新聞と高知新聞が、やはり警察裏金報道で大賞をダブル受賞したこともあって、同じ警察との対決ものということなら、今年は「冤罪の構図」に果敢に切り込んだ下野新聞に、ということになった。愛媛新聞も授賞に値するレベルだったことを報告しておきたい。
 下野新聞の取材班、愛媛新聞の取材班とも、若手の記者が新聞労連の記者研修会に参加してくれたことがあり、わたしも面識がある。それだけに、選考委員の方々が彼らの仕事を高く評価してくれたことは、わがことのように嬉しい。
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by news-worker | 2006-01-24 00:07 | メディア