2006年 04月 26日 ( 1 )

 

日弁連の共謀罪反対集会に500人参加

c0070855_2333443.jpg きょう(26日)午後6時から、東京・霞が関の弁護士会館講堂で日弁連が主催した「共謀罪に反対する大集会」に参加した。参加者は主催者発表で「500人以上」とのことだったが、ざっとわたしが目分量で数えても、そんなに水増しはない。450人は確実に上回っていた。共謀罪の反対集会には何度か参加したが、間違いなく過去最多の参加者だと思う。
 日弁連側の主催者あいさつに続き、民主、社民、共産の野党3党の国会議員も順にあいさつに立ち、28日にも与党が衆院法務委で強行採決の構えを公言していることについて、「民主的な手続きを踏みにじる暴挙を許さない」と決意表明した。
 民主党は独自の修正案をきょう取りまとめたことを報告。「小手先の修正ではなく、抜本的な対案」とのこと。社民党の保坂展人衆院議員は「与党が28日にこだわる理由はただ一つ、大型連休の前に、ということ。連休の間に(世論から)忘れられると考えているからだ」と指摘した。
 各界からの発言では、映像作家の森達也さん、指揮者の外山雄三さんらが登壇し発言。海外では反政府活動をしたメンバーが逮捕、投獄されているNGOのグリーンピースとアムネスティからは「わたしたちこそ、国際犯罪を日々共謀している集団」「共謀罪成立を許せばNGO、NPOは活動を封じられる」との発言があった。
 フリーランス・ジャーナリストの寺澤有さんは、小沢一郎民主党代表の記者会見に出席を拒否されたことを〝暴露〟しながら「小沢さんが小泉さんの立場だったら、やはり共謀罪を作ろうとするし、小泉さんが小沢さんの立場なら反対するはず」と痛烈。政治家に頼るよりも、一人でも多くの人が共謀罪とはどんなものかを知ることが大事だ、と訴えた。

 共謀罪の危険性はまだまだ一般に知られていない。衆院法務委員会では先週、野党の反対を押し切って自民、公明の与党が審議入りを強行し、25日には野党抜きで与党だけで審議を続けたというのに、まともな報道がない。このままでは、多くの人が気付かないうちに悪法が成立しかねない。そのツケはいずれ間違いなく新聞をはじめメディア自身にも跳ね返ってくる。今は、持続的な報道が何よりも必要だ。現場の記者たちの奮起を願う。

 集会の会場では、寺澤さんがプロデュースした短編映画「共謀罪 その後」の第1部も上映された。監督した朴哲鉉さんによると、第7部まで制作の予定という。寺澤さんのブログからダウンロードできる。
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by news-worker | 2006-04-26 23:04 | 平和・憲法~共謀罪