2006年 05月 04日 ( 2 )

 

9条改憲、街頭投票では「反対」が圧倒多数

 東京新聞の4日付け朝刊一面トップ記事のご紹介。「市民団体が憲法『意見投票』 改正反対7割に」。書き出しを引用すると
憲法九条を変えることに賛成、それとも反対? ボードにシールを張る方法で賛否を問う市民団体主催の「意見投票」が三日、若者の集まる東京・渋谷などで行われた。普段は政治への関心が今ひとつの若者だが、改正には反対が圧倒的という結果となった。政治主導で進む改憲の動きには不安の声が相次いだ。

 紙面の方の見出しは「渋谷の若者『9条守れ』」「戦場行くのはオレたち/力ない者がつらい思い」「市民団体が憲法『意見投票』」「改正反対7割に防衛力肯定派も」。
 この意見投票運動については、共同通信も配信している。
8割近くが9条改正反対 学者、弁護士ら街頭投票
 憲法改正の動きに対する国民の意識を調査しようと、野田隆三郎岡山大名誉教授らが呼び掛け人となり、33都道府県の72の街頭で、通行人に9条改正の賛否についてボードにシールを張って投票してもらった結果、改正反対が8割近くに上った。
 野田教授や弁護士らが「憲法9条変える?変えない?全国意見投票」の事務局を作り、呼び掛けに応じた各地の市民団体や学生らが4月29日から3日まで実施した。
 同事務局が発表した最終結果によると、総投票数は約2万8000票。9条改正に「賛成」は約3300票で約12%。「反対」が約2万1500票の約77%で、残りが「分からない」だった。
 野田教授は「民意は9条改正を求めていないことがはっきりした。政治家も9条を守ることで世界平和に貢献してほしい」と話した。
(共同通信) - 5月3日20時42分更新

 こうした街頭での意見投票運動は、労働組合も活動の中で取り組むことがある。イラクへの自衛隊派遣をめぐって、新聞労連の近畿地連と東海地連が、派遣部隊の駐屯地がある伊丹市と小牧市で派遣の賛否をボードに張ってもらったりした。
 世論調査とは異なる。その結果が民意のすべてではないのはもちろんだ。だからと言って無意味かと言うとそんなことはない。これも民意であることには変わりがない。
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by news-worker | 2006-05-04 12:11 | 平和・憲法  

小田実さんは「憲法9条は今こそ旬」と繰り返し指摘した~朝日新聞労組「5・3集会」より

 憲法記念日の3日は、兵庫県西宮市で朝日新聞労働組合が開いた5・3集会「戦争と平和」に参加した。
 19年前(1987年)のこの日の夜、西宮市の朝日新聞阪神支局に散弾銃を持った男が押し入り発砲。当時29歳の小尻知博記者が殺害され、他に記者1人が重傷を負った。テロは朝日新聞の名古屋本社社員寮銃撃、静岡支局爆破未遂と続き、テロや脅迫のターゲットは竹下登元首相や江副浩正元リクルート会長らにも拡大した。
 「赤報隊」を名乗る犯人の犯行声明は「反日朝日は50年前にかえれ」と、朝日新聞に戦前の翼賛報道へ回帰するよう要求。必死の捜査にもかかわらず、一連の事件はすべて時効が完成している。朝日労組は阪神支局事件の翌年に「5・3集会」を開催。以後、事件を風化させまいと毎年、開催を続け、ことしで19回目になる。
 主催者あいさつで朝日労組の久村俊介委員長は「憲法で保障された言論の自由を銃弾で封じ込めようと、犯行日に選んだ憲法記念日。ならば、その憲法の意義を論じ続けることこそが、この事件の怒りを語り継ぐことになるはずだと考えます」と述べた。

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by news-worker | 2006-05-04 02:36 | 平和・憲法