2006年 08月 31日 ( 1 )

 

「糞バエ」

 以前のエントリー「辺見庸氏の罵倒に答えてみたい」に、北海道新聞の高田昌幸さんからトラックバックをいただいた。これを機に、もう少しだけ書いてみる。
 前のエントリーでは、新聞産業の合理化のこととか、いろいろ言い訳めいたことを書いた。それに対してコメント欄に厳しい言葉もいただいた。それらのひとつひとつに、返す言葉はない。しかし、まるっきりの言い訳だとは思っていない。少なくとも現実がそうであること(生き残り、営利追求、効率優先の経営方針のために職場が息苦しくなっていること)は間違いがない。新聞社や放送局も企業であり、一般の産業界と内情は何も変わらない。人件費抑制のために非正規雇用が増えているし、人員増がないまま業務が拡大する一方の正社員は、長時間労働と健康不安が激化している。長期休業者も在職死亡者も多発している。
 その中で自問自答してみる。確かに自分は糞バエの一匹だ。それでも、糞バエなりの意地は残っているはずだと。その意地をどこで見せるのか、と。そうやって、自らを鼓舞している。
[PR]

by news-worker | 2006-08-31 00:41 | メディア