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内閣支持率45%~朝日新聞世論調査

 一つ前のエントリーで共同通信の世論調査を紹介したが、朝日新聞も31日付け朝刊で世論調査結果を掲載。小泉内閣の支持率が45%と過半数を切った。共同通信はライブドア事件への世論の反応を主軸に据えたが、朝日は米国産牛肉の輸入再停止に焦点を当てた。朝日の世論調査でも、世論が小泉首相流の「改革」に昨年9月の衆院選時とは違う反応を始めたと感じる。

(引用開始)
内閣支持率45%に低下 本社世論調査
2006年01月31日01時02分

 朝日新聞社が28、29の両日に実施した全国世論調査によると、小泉内閣の支持率は45%で、12月調査の50%から低下し、昨年9月の総選挙前の水準に戻った。小泉自民躍進の原動力だった女性や大都市部での支持が減ったのが大きな要因だ。米国産牛肉の輸入が再開から1カ月で再び停止された問題をめぐっては、停止の判断を87%が適切としたものの、政府の再開判断が「早すぎた」と見る人が48%、「そうは思わない」が45%で、見方が分かれた。

 内閣支持率は、総選挙直後の昨年9月調査で55%を記録。その後、50%~55%を一進一退。11月に53%、12月に50%となっていた。

 今回目立つのは、女性や大都市部での支持離れだ。女性の支持率は11月53%→12月48%→今回42%と低下。東京と大阪では、12月の支持率がそろって5割を超えていたのに、今回は東京で43%、大阪で37%と激減、ともに不支持が上回った。自民の支持率も今回は36%で、12月の41%から下がった。

 ライブドア事件や耐震強度偽装など、支持率低下の背景にはさまざまな要因が考えられるなか、小泉首相の中国や韓国に対する外交姿勢については、「評価しない」が52%と半数を超え、「評価する」の34%を大きく上回った。70歳以上を除くすべての年代で「評価しない」が半数以上あり、首相の姿勢に厳しい見方を示した。
(引用終わり)

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by news-worker | 2006-01-31 09:28 | 社会経済  

「改革見直せ」過半数~共同通信世論調査

 少し時間が経ってしまったが、共同通信の世論調査結果から。

(引用開始)
「改革見直せ」過半数=75%が格差拡大を実感 [ 01月27日 19時42分 ]共同通信
 共同通信社がライブドア前社長の堀江貴文容疑者逮捕を受けて26、27日に実施した全国緊急電話世論調査によると、市場原理導入や規制緩和など小泉内閣が推し進めてきた構造改革について「見直すべきだ」との声が50・6%と過半数を占めた。また「勝ち組」「負け組」に象徴される経済的格差について75・0%が「広がっている」と回答、「格差社会」の進行が浮き彫りになった。
 一方で、能力や仕事による収入格差については70・2%が「ある程度はつけるべきだ」と是認する姿勢をみせており、9月の自民党総裁選、民主党代表選などを控え、小泉改革の総括が大きな論点になりそうだ。
(引用終わり)

 年明け以降、「格差社会」をめぐって世論が少しずつ、動き始めているのを感じる。昨年9月の衆院選で小泉首相の「改革」を熱狂的に受け入れた、あのときの熱が冷めつつあり、それとともに「改革」が社会とわが身に何をもたらすのかを、一人ひとりが皆考え始めている、そんな印象だ。
 折りしも、労働組合はどこも間もなく春闘本番。新聞労連も2月1-2日に春闘方針案を議題にした臨時大会を開催する。執行部提案の春闘方針案にも、格差の拡大は許さない、との方針を盛り込んでいる。今こそ、社会運動としての労働組合運動を再構築する時機だと感じている。
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by news-worker | 2006-01-30 22:55 | 社会経済  

宇都宮地裁決定の不当性(詳報)

 栃木県の地方紙「下野新聞」の社員でつくる「全下野新聞労働組合」が、経営側が提案した印刷部門の別会社化と社員の転籍計画に反対して、計画そのものと一切の準備行為の差し止めを求めた仮処分申請に対し、宇都宮地裁は1月26日に却下の決定を出したことは、速報としてお伝えした。組合側は不当決定として、27日に即時抗告を申し立てた。
 問題の経緯については、初めてご覧になる方は「全下野新聞労組の闘争」カテゴリーの過去のエントリー、並びに全下野労組のブログ「闘争日記!」、同労組のホームページを参照していただくようお願いしたい。
 さて、宇都宮地裁の決定だが、まず第一に、労働組合の存在意義そのものにかかわる労働協約をめぐって重大な不当判断がある。そして第二に、今回の別会社化合理化計画に対する組合側の主張を全面的に退けたのはともかく、なぜ組合側主張を採用せず会社側主張を丸呑みしたのか、理由も判断も一切示していないことに怒りを禁じえない。裁判所に組合の主張が論破されたのなら、場合によってはこちらも納得のしようがあるけれども、裁判所は単に「会社主張が正しい」と言っているだけだ。納得性も何もない。

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by news-worker | 2006-01-29 13:21 | 全下野新聞労組の闘争  

新聞労連、民放労連、日放労3委員長の座談会

 マスメディアの産業別労働組合である新聞労連と民放労連、それにNHK職員の組合である日本放送労働組合(日放労)の3労組の委員長が昨年12月16日に座談会を行った。その要旨がまとまり、新聞労連のホームページに掲載した。
 1980年代の労働界再編を経て、新聞労連はナショナルセンターの連合にも全労連にも属さない中立、民放労連は全労連にオブザーバー参加、日放労は連合に加盟と違いがある。新聞労連と民放労連は日本マスコミ文化情報労組会議(MIC)にともに加盟しているが、日放労を交えた3団体の本部レベルの交流は長らくなかった。昨年以降、メディアの公共性が問われる出来事が相次ぎ、放送と通信の融合など、メディアのありように直接かかわる論議も高まってきた。今回の座談会は、メディアの中で働く者同士が労働組合ならではの交流を深め、メディアの公共性を考え行動していこうというのが狙いで、画期的なことと言っていいと思う。
 座談会の要旨は少し長いのだが、関心のある方はぜひ一読を。

 新聞労連ホームページ「講演録」新聞労連・民放労連・日放労 3委員長座談会
 新聞労連ホームページトップ
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by news-worker | 2006-01-28 10:12 | メディア  

宇都宮地裁が全下野新聞労組の仮処分申請を却下(速報)

 栃木県の地方紙「下野新聞」で、印刷部門の別会社化と社員の転籍計画に反対し、全下野新聞労働組合が計画差し止めの仮処分を求めていたのに対し、宇都宮地裁は26日朝、却下の決定を出した。
 詳しい理由はまだ聞いていない。近く詳しく報告したい。
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by news-worker | 2006-01-26 09:30 | 全下野新聞労組の闘争  

<食日記>ごまさば、うどん、ちゃんぽん


 1月24-25日は、新聞労連九州・沖縄地連の春闘討論集会に参加のため、北九州市の小倉に出張。わたしは八幡(現北九州市八幡東区)で生まれ育ち、15歳まで過ごした。今回は4年半ぶりの〝帰郷〟。九州を離れて気が付けば間もなく27年が経つが、やはり郷土の味はしみじみとおいしい。

c0070855_8392449.jpg 24日夜は、会議参加の人たちと流れ流れて最後は小倉の繁華街・鍛冶町のおでん屋へ。小鉢は「ごまさば」。写真では分かりにくいが、さば(鯖)の刺身をごま醤油であえてある。東京ではまず出会えないが、北九州から福岡にかけては家庭料理だ。わたしの家でも、秋になってさばがおいしくなると、母がよく作っていた。茶漬けにしてもいい。ただし、さばの活きがよくないと当たる(食中毒になる)から注意。やはり東京では無理か。

c0070855_8395024.jpg 25日の朝は、小倉の魚町銀天街のうどん屋で朝食に「かき揚げうどん」。地元のチェーン店だが、いりこだしが舌にしみわたり、おいしい。かき揚げは野菜がたくさん入っていて、くどさを感じない。東京暮らしも長いが、いまだに関東風のうどんだしにはなじめない。九州出張の際は、可能な限りうどんを食べる。この店にはおでんもあったが、さすがにパス。

c0070855_8401667.jpg 25日昼はなんということもない中華屋で「ちゃんぽん」。ちゃんぽんと言えば長崎が本場だが、九州一円で日常的によく食べる。定食や丼もの、うどんやそばを出す飲食店ならたいていは置いてある。これがどこで食べてもけっこうおいしい。この店もスープがこってりとして甘みがあり、具もふんだん。東京でもおいしいちゃんぽん屋はあることはあるが、こんなに手軽には食べられない。ああ、九州に住みたいなあ、とちょっとだけ思った。
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by news-worker | 2006-01-26 01:29 | 食日記  

新聞労連ジャーナリスト大賞が決定

 新聞労連は毎年、平和と民主主義に貢献した優れた新聞記事を対象に「ジャーナリスト大賞」を贈っている。10回目となることしの選考会が23日にあり、わたしも立ち会った。ジャーナリスト鎌田慧さんら4人(うち1人は朝日新聞OBの柴田鉄治さんで、南極に取材出張中のため書面で選考意見を提出)の外部選考委員による約2時間の議論の結果、大賞、優秀賞、特別賞の計7点が決まった。

(以下、共同通信の記事を引用)
沖縄タイムスが受賞 ジャーナリスト大賞 [ 01月23日 21時09分 ]
共同通信
 新聞労連は23日、第10回ジャーナリスト大賞の受賞作品を発表した。大賞には沖縄タイムス(那覇市)の戦後60年キャンペーン報道「新たな視点、証言で探る沖縄戦」が選ばれた。
 優秀賞は、監視社会に警鐘を鳴らした北海道新聞(札幌市)の連載企画「あなた見られてます 監視と安全のはざまで」、下野新聞(宇都宮市)の連載企画「無実 宇都宮誤認逮捕・起訴」、毎日新聞大阪本社による一連のアスベスト(石綿)問題のスクープ記事。
 特別賞は、信濃毎日新聞(長野市)の畑谷史代記者の「柊の垣根」、琉球新報(那覇市)の「沖縄戦新聞」、神奈川新聞(横浜市)と沖縄タイムスの共同企画「安保の現場から 米軍再編を追う」の3件だった。


 大賞は沖縄タイムス社会部の戦後60年キャンペーン報道「新たな視点、証言で探る沖縄戦」。昨年は戦後60年で、全国の新聞社が様々な切り口で精力的な取材を行い、力作を送り出した。ジャーナリスト大賞でも応募作のうち戦後60年ものが半分近くを占めたが、その中で沖縄タイムスのこの企画記事は、今までにない新しい視点が高く評価され、4人の選考委員の評価が一致。文句なしの大賞となった。
 少しだけ、選考会の舞台裏を紹介すると、優秀賞に選ばれた下野新聞(宇都宮市)の連載企画「無実 宇都宮誤認逮捕・起訴」は、最後まで愛媛新聞の県警裏金報道と入賞を争った。両者に授賞を、という意見も出たほど。昨年は北海道新聞と高知新聞が、やはり警察裏金報道で大賞をダブル受賞したこともあって、同じ警察との対決ものということなら、今年は「冤罪の構図」に果敢に切り込んだ下野新聞に、ということになった。愛媛新聞も授賞に値するレベルだったことを報告しておきたい。
 下野新聞の取材班、愛媛新聞の取材班とも、若手の記者が新聞労連の記者研修会に参加してくれたことがあり、わたしも面識がある。それだけに、選考委員の方々が彼らの仕事を高く評価してくれたことは、わがことのように嬉しい。
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by news-worker | 2006-01-24 00:07 | メディア  

ライブドア立件にかける特捜検察の意思(追記あり)

 ライブドアに対する東京地検特捜部の捜査が続いている。以前のエントリー(「特捜部がホリエモン立件を狙うことの意味は?」)でも触れたが、通常、監督権限を持つ行政機関がある場合は、その機関からの刑事告発を得て特捜部が強制捜査に乗り出す。脱税事件なら国税庁の査察部門、いわゆる「マルサ」、独占禁止法違反の談合事件なら公正取引委員会だ。もっとも刑法にも談合罪があるから、談合事件の場合は公取委が絡まなくても警察や検察が独自に摘発することはままある。
 ライブドアのように証券取引法違反容疑なら、証券取引等監視委員会という行政機関がある。現在の高橋武生委員長は検察OB。公安部門出身で佐川急便事件当時の東京地検次席検事。その後、東京地検検事正も務めた。トップが検察幹部出身だし、監視委事務局にも検事が派遣されているから、監視委と検察の意思疎通は緊密だ。監視委の告発なしに合同で強制捜査に着手したのは、証拠隠滅のすきを与えず一気にトップに迫るためだとわたしは思う。それだけ特捜部がライブドア立件に並々ならぬ熱意を持っていることを示している。狙いはホリエモン、堀江貴文社長だろうし、不起訴はありえない。わたしの取材経験から言って、東京地検特捜部とはそういう捜査機関だ。
 わたし自身が取材で検察や特捜部を担当していたのはもう7-8年も前だが、その経験を踏まえて、今回の事件に対する特捜部のスタンスについてのわたしの推察を書いておきたい。

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by news-worker | 2006-01-23 09:45 | 社会経済  

<食日記>カニ、深川めし、ロシアン餃子、徳島ラーメン、フィッシュかつ

 3泊4日の出張中の食生活を少しご紹介。
c0070855_20551771.jpg 【18日】松江ではカニ。名産の松葉ガニは身が柔らかく甘みが濃厚。堪能した。島根県には日本海や宍道湖のうまいものが豊富にある。地元紙の労組のある方のお奨めはサザエ。子どものころ、家族旅行で出雲大社や松江界隈に遊びに来た際に、日御碕(ひのみさき)灯台近くでつぼ焼きを食べた記憶が鮮明に残っている。この記憶を再確認したかったのだが、今回は時間がなく断念。

c0070855_20554281.jpg 【19日】宇都宮に向かう新幹線車中での昼食は、東京駅で買った「深川めし」。あさり入りの炊き込みご飯にアナゴ(多分、煮ている)、ハゼの甘露煮がついている。見た目にも派手さはないが、東京駅で売っている駅弁の中ではわたしのいちばんのお気に入り。

c0070855_20561751.jpg 〝餃子の町〟宇都宮では、実は餃子専門店は夜は早仕舞いのところが多い。今回は深夜営業で塩味のソバがとてもおいしい中華料理店で餃子を食べた。写真は「ロシアン餃子」。つぼに入った餃子のうち1個が激辛で、グループでワイワイと食べると楽しい。餃子もおいしい。

c0070855_20564326.jpg 【20日】徳島市内の有名店「東大」で、徳島ラーメンを初体験。チャーシューではなく煮付けた豚バラ肉を使うのが徳島流で、甘めのスープ、ストレートめん、生卵とマッチ。白いご飯と一緒に食べたくなる。後を引くうまさで、病み付きになりそうだった。

c0070855_20571127.jpg 【21日】番外編で徳島のみやげ。右はちくわ。左が徳島では子どもの頃からみんな食べているという「フィッシュかつ」。魚のすり身にパン粉をつけて揚げてある。去年、徳島に出張した際に知った。ちょっとだけ胡椒のピリ辛さを効かせてあって、ビールのつまみにもぴったり。
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by news-worker | 2006-01-21 21:03 | 食日記  

雪の東京に無事帰着

 18日からの3泊4日の出張を終え、きょうの午後、徳島から帰京した。羽田空港は雪。おかげで飛行機も30分ほど遅れた。
 18日は島根県松江市で新聞労連の中国地連、四国地連合同の春闘討論集会に参加。新聞労連執行部が2月1、2両日の臨時大会に提案する春闘方針案を説明した。
 19日は朝、松江を出て空路東京へ。羽田からそのまま東京駅に向かい、新幹線で栃木県宇都宮市へ。今度は新聞労連の関東地連、東京地連合同の常任委員会に出席した。夜は時事通信編集委員の湯川鶴章さんをお招きしてネット時代の新聞を考える講演会。湯川さんのお話はナマで聞くと、語り口に親しみやすさがあってブログとはまた違ったおもしろさがある。印象的だったのはやはり「新聞とネットは別物」との指摘。「紙の新聞をどうするか、という視点で新聞社がネットに取り組もうとするとうまくいかない。紙の新聞とはまったく別のビジネスチャンスがネットにはある」。湯川さんのブログで読んではいたが、すっきりと頭に入った気がしている。
 20日朝は、印刷部門の別会社化・社員転籍計画に反対する栃木県の地元紙「下野新聞」の全下野新聞労働組合を支援する街頭行動と社前抗議集会。わたし自身、3回目となる街頭のビラまきだった。そういえば昨年9月、最初に宇都宮の街頭にビラまきに立ったときは、まだ夏服だった。冷え込みは厳しかったが、ビラまきやシュプレヒコールにみんなで元気よく声を出した。
 年末年始を挟んでも、全下野労組の皆さんの会社への怒りは持続している。全下野労組が宇都宮地裁に行った計画差し止めの仮処分申請に対する地裁の判断は、今月中に示される見通し。闘争は間もなく新たな段階を迎える。
 20日午後、宇都宮を発ち再び東京駅から羽田へ。新聞労連の役員推薦活動で徳島に飛んだ。21日朝、徳島を出て帰京した。

 出張中にもライブドア捜査の続報、米国からの輸入牛肉への特定危険部位残留と全面輸入停止措置など、大きなニュースが続いた。連日、異なった地方紙でそれらのニュースを読むというちょっと変わった体験をした。思うところは色々あるのだが、少々疲れ気味。別の機会に譲りたい。
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by news-worker | 2006-01-21 20:27 | 身辺雑事