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「戦争になれば戦う」が41%

 日本ジャーナリスト会議(JCJ)が毎日2回発行している「JCJふらっしゅ」というメールマガジンがある。少し古い話だが、その8月25日発行の1158号に興味深い記事があった。このメールマガジンは「転送紹介歓迎」なので、全文を引用して紹介する。

▽戦争になれば日本学生ら若者4割は戦う
 日中韓の若者意識調査

 このほど韓国政府傘下の「韓国青少年開発院」が日本と韓国、それに中国の各国若者約1000人を対象に行った調査で面白い結果が出た。
 16日に発表された意識調査結果では、まず「戦争になれば戦うか」との問いに、「イエス」と答えたのは日本が41・1%で最も多く、2番目の中国の14・4%と大きな差があった。
 その反面、日本は「ひとまず逃げる」も38・4もあり、韓国の「状況をみて判断する」の34・4%や中国の「出来る役割を果たす」の55・7%に比べ、対照的な回答を示していた。
 また、中国の若者の88・3%、韓国の74・7%が「自国の社会は将来良くなる」と答えたのに対し、日本は66・5%が「今と同じか悪くなる」と回答していた。その中で、日本の7割、韓国の8割が自分の国の政治家は信頼できないと答えた。
 このほか、「自分の国の長所は何か」の問いに、日本は「礼儀を守ること」、韓国は「団結心」中国は「勤勉性」が最も多く、その反面、短所は何かとの問いに、日本が「ぜいたく」を挙げ、韓国は「性急さ」、中国は「利己心」を挙げたという。
 逃げ出すと答えた日本の若者の多かった半面、4割が戦うと答えた。日本は中国や韓国などのように徴兵制度がない。兵役の実感がわかないということなのだろうが、それが「戦争」の悲惨さを想像できない、人の命の大切さを実感できない人々を生み出す傾向に結びつくのだとしたら、見直すべきことは多々ある。それを逆手に取って、教育基本法改悪を唱える政治家もいる。要注意だ。

 日本の「ひとまず逃げる」38・4%と「戦う」41・1%は、正反対の回答のようにみえて、実はともに戦争のリアリティが実感できないからこその回答という意味では、共通しているのではなかろうか。
 「逃げる」と言ったって、この狭い島国のいったいどこへ行くというのか? どこに隠れる場所があるだろうか? 「戦う」とはつまり第2次大戦の本土決戦だ。あるいは、実際に住民が軍に徴用され、おびただしい住民が犠牲になった沖縄戦をどう考えるのだろうか。そもそも、沖縄戦を知らないのかもしれない。
 もっとも大切なのは戦争を起こさせないこと。
 
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by news-worker | 2006-09-16 20:17 | 平和・憲法