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<食日記>ごまさば、うどん、ちゃんぽん


 1月24-25日は、新聞労連九州・沖縄地連の春闘討論集会に参加のため、北九州市の小倉に出張。わたしは八幡(現北九州市八幡東区)で生まれ育ち、15歳まで過ごした。今回は4年半ぶりの〝帰郷〟。九州を離れて気が付けば間もなく27年が経つが、やはり郷土の味はしみじみとおいしい。

<食日記>ごまさば、うどん、ちゃんぽん_c0070855_8392449.jpg 24日夜は、会議参加の人たちと流れ流れて最後は小倉の繁華街・鍛冶町のおでん屋へ。小鉢は「ごまさば」。写真では分かりにくいが、さば(鯖)の刺身をごま醤油であえてある。東京ではまず出会えないが、北九州から福岡にかけては家庭料理だ。わたしの家でも、秋になってさばがおいしくなると、母がよく作っていた。茶漬けにしてもいい。ただし、さばの活きがよくないと当たる(食中毒になる)から注意。やはり東京では無理か。

<食日記>ごまさば、うどん、ちゃんぽん_c0070855_8395024.jpg 25日の朝は、小倉の魚町銀天街のうどん屋で朝食に「かき揚げうどん」。地元のチェーン店だが、いりこだしが舌にしみわたり、おいしい。かき揚げは野菜がたくさん入っていて、くどさを感じない。東京暮らしも長いが、いまだに関東風のうどんだしにはなじめない。九州出張の際は、可能な限りうどんを食べる。この店にはおでんもあったが、さすがにパス。

<食日記>ごまさば、うどん、ちゃんぽん_c0070855_8401667.jpg 25日昼はなんということもない中華屋で「ちゃんぽん」。ちゃんぽんと言えば長崎が本場だが、九州一円で日常的によく食べる。定食や丼もの、うどんやそばを出す飲食店ならたいていは置いてある。これがどこで食べてもけっこうおいしい。この店もスープがこってりとして甘みがあり、具もふんだん。東京でもおいしいちゃんぽん屋はあることはあるが、こんなに手軽には食べられない。ああ、九州に住みたいなあ、とちょっとだけ思った。

by news-worker | 2006-01-26 01:29 | 食日記  

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