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新聞労連、民放労連、日放労3委員長の座談会

 マスメディアの産業別労働組合である新聞労連と民放労連、それにNHK職員の組合である日本放送労働組合(日放労)の3労組の委員長が昨年12月16日に座談会を行った。その要旨がまとまり、新聞労連のホームページに掲載した。
 1980年代の労働界再編を経て、新聞労連はナショナルセンターの連合にも全労連にも属さない中立、民放労連は全労連にオブザーバー参加、日放労は連合に加盟と違いがある。新聞労連と民放労連は日本マスコミ文化情報労組会議(MIC)にともに加盟しているが、日放労を交えた3団体の本部レベルの交流は長らくなかった。昨年以降、メディアの公共性が問われる出来事が相次ぎ、放送と通信の融合など、メディアのありように直接かかわる論議も高まってきた。今回の座談会は、メディアの中で働く者同士が労働組合ならではの交流を深め、メディアの公共性を考え行動していこうというのが狙いで、画期的なことと言っていいと思う。
 座談会の要旨は少し長いのだが、関心のある方はぜひ一読を。

 新聞労連ホームページ「講演録」新聞労連・民放労連・日放労 3委員長座談会
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by news-worker | 2006-01-28 10:12 | メディア  

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