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「RTCカンファレンスvol9『ライブドア事件とこれから』」に出席

 昨日(1月31日)は新聞労連の中央執行委員会、きょう(2月1日)と明日は新聞労連の春闘方針を決める臨時大会と会議が続いている。その合間の1日夜、「ガ島通信」の藤代裕之さん経由の招きを受け、勉強会「RTCカンファレンスvol9『ライブドア事件とこれから』」に出席した。司法記者経験をもとに、東京地検特捜部とは何ぞや、を話すのが役どころ。先日のエントリーが藤代さんに受けたらしい。元地方紙記者で社会部経験がある藤代さんとの掛け合いで、検察や東京地検特捜部について、思うところを話した。
 会場には50人ぐらいの参加者がいただろうか。皆さん仕事はそれぞれ違う。何人かの方々とは終了後に名刺交換させていただき、さらに何人かの方々とは居酒屋へ流れたが、恐らくこのような機会がなければできない話、聞けない話ばかりで、とても楽しい経験だった。
 あらためて思うのだが、人にはだれしも専門分野がある。わたしで言えば、23年間の新聞記者経験と、若干の労働組合経験かもしれない。新聞の世界、労組の世界では珍しくも何ともないのだが、ネットの世界、ブログの世界では、その専門性が生きる余地が広く開けている。勉強会の参加者の皆さんも、わたしの話を熱心に聞いていただいた。それぞれの専門性がかみ合っていけば、ネットジャーナリズムはどんどん進歩すると思う。
 こうした経験を新聞記者ももっと積む場があればいいな、と思う。「読者とともに歩む新聞」とよく一口に言うけれども、実は「読者」「市民」と記者が直接交流する機会は極めて少ない。

by news-worker | 2006-02-02 01:42 | 身辺雑事  

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